消費税廃止愛知県各界連絡会は、消費税法の強行成立から31年の24日、サンタ衣装や着ぐるみ姿で、名古屋市中区栄の繁華街で消費税5%減税を求める署名や消費税率を問うシール投票を呼びかけました。
参加したのは26人。2時間の行動で46人が署名、シール投票には60人が協力し、税率は「10%」2人、「8%」9人、「5%」24人、0%25人でした。冬休みで買い物に来た若者が署名や投票する姿が多く見られました。
女子高校生2人組は、「お金を払おうとしたら、1割も値段が変わる。めっちゃ高い」、「買いたいもの変えないよね。100均とか、『税抜き』表示とかほんとに困る」と口ぐちに話しました。
大学生1年生の2人は「消費税高いよね」と声を合わせます。「バイトの時給は上がらない。がんばって働いても、出ていくお金が増えるばかり。びっくりする」。親子で買い物に来ていた女性は「私たちに負担を押し付けておいて、国会議員がボーナスもらうのおかしい。その分をいろんなところに回すべき」と憤りました。
消費税をなくす愛知の会・大島良満代表世話人、愛商連の服部守延会長らが「冷え込み続ける景気の立て直しには5%に減税するしかない。一人ひとりの署名が力になる」と呼びかけ、安倍政権を退陣させ新しい政治をつくろうと訴えました。
(12月27日 しんぶん赤旗)