辺野古新基地反対の思いを名古屋から伝え続けよう―。辺野古新基地建設反対コンサートin名古屋が22日、名古屋市熱田区で行われ、家族連れなど150人以上が参加しました。今回で19回目です。
出演したのは、川口真由美氏や五島良子氏ら21組。今回は、名古屋在住の沖縄出身者らでつくる、宮古民謡保存会名古屋のメンバーも参加。メンバーを代表して、宮古生まれの松川哲雄さんは「現地では辺野古新基地建設で揺れているなか、名古屋のみなさんが沖縄に寄せてくれるあたたかい気持ちに、歌と踊りで応えていきたい」と話しました。民謡「美(ちゅ)ら島宮古島」では、三線のリズムに合わせて、会場の参加者も一体になって手拍子を送り、沖縄民謡を楽しむ様子も見られました。
飲食コーナーでは、沖縄そばやサーターアンダギー、ミミガーなどを提供。販売コーナーでは、原料に沖縄2紙の古紙を原料にした「ピースフルハリコ」も販売され、売り上げの一部は首里城再建のための募金となります。
会場には、辺野古新基地周辺で抗議行動を行う市民と、それを暴力的に排除する警察を写した写真なども展示され、じっと見つめる参加者の姿もありました。
(12月26日 しんぶん赤旗)