名古屋市港区で21日、「港区障害者(児)合同クリスマス会」が開かれました。障害者(児)と家族、施設職員らの手作りで行われ、今回で42回目。200人以上が参加しました。
磯﨑明美実行委員長(港区障害者〈児〉とともに育つ会会長)は、「今回のテーマは『凍えた街の温かいクリスマス』です。みんなが笑顔でいられる社会保障へ、これからも仲間たちと一緒にがんばろう。今日は元気いっぱい楽しもう」と話しました。
「劇団名古屋」の団員らがトナカイやサンタクロースの衣装で登場。ミュージカル風の冒険劇に会場も一緒になって参加し、大きく盛り上がりました。サンタから参加者にクリスマスプレゼントが配られ、「サンタさん。ありがとう」と障害者(児)らは大喜び。会場は笑顔に包まれました。
作業所ごとに出し物が行われ、ソーラン節や太鼓、歌など元気に披露されました。
保護者の女性は「子どもが今年養護学校を卒業して作業所に入所しました。初めての参加でしたが、みんなの手作りですごいなって思います。『桜を見る会』とか余計にお金を使えるのなら、福祉に回してほしいですね」と話しました。
(12月25日 しんぶん赤旗)