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戦争法廃止へ 19日行動 アピールする姿 道行く人が激励

戦争法廃止を求めてスタンディングアピールする人たち=19日、愛知県刈谷市

 愛知県刈谷市の刈谷駅前で19日夜、「戦争法の廃止を求める刈谷の会」のスタンディング行動が100回目を迎えました。サンタやトナカイの帽子をかぶった市民ら27人が参加し、横断幕やボードを掲げ、駅利用客らにアピール。「がんばれよー」と声をかける人の姿も見られました。

 会は、2015年11月19日から呼びかけ、毎月3日と19日に駅前や市役所前でスタンディングを続けてきました。これまでに参加した人数は1474人にのぼります。

 共同代表の高木礼次さんは「こんなに続くとは思わなかった。最初は攻撃してくる人もいたが、今はいない。激励の声が多くかかり、国民の不安や怒りを実感している。安倍首相が改憲をあきらめ、戦争法が廃止されるまで続けたい」と話しました。

 「アベ許さじ」とシールを貼ったティッシュ150個を自作した鈴木澄子さんは「消費税増税と『桜』で安倍政権の支持率が下がっている。いまが安倍政権を倒すチャンス」。碧南市から参加した看護師の女性は、「昼に地元の行動に参加し、消費税5%減税を求める署名を訴えました。すごく反響ある。色々な人たちと手を組んで、安倍政権を退陣させたい」と語りました。

(12月21日 しんぶん赤旗)