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共闘強め政権退陣に 春日井市で本村議員が訴え

安倍政権の退陣を訴える(左から)石田、本村、伊藤、内田の各氏=19日、愛知県春日井市

 日本共産党の本村伸子衆院議員は19日朝、愛知県春日井市のJR高蔵寺駅前で国会報告し、野党共同で安倍政権の「大学入試改革」を破たんに追い込んだことを紹介すると、登校中の高校生から声援が寄せられました。

 宣伝には、伊藤建治、石田裕信の両市議、内田謙前市議が参加。後援会員が党の政策ビラを配布しました。

 本村氏は「桜を見る会」疑惑、消費税10%増税、社会保障削減など安倍政権の悪政を批判し、「市民と野党が共闘し安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。

 大学共通テストの英語民間試験延期に続き、国語と数学の記述式見送りにふれ、「高校生をはじめ教育関係者が声をあげ、野党が結束して、政治を動かした」と強調。教育現場に混乱を持ち込んだ政府の責任を厳しく追及していくと訴えました。多くの高校生が駅ホームから笑顔で手を振っていました。

 高校2年の男子生徒(17)は「大学受験は自分の将来がかかっている。政府は僕らを混乱させた責任を取ってほしい。来年5月で18歳になる。選挙では絶対に与党には票を入れない」。後援会員に「寒い中ごくろうさま」と声をかけた佐伯祥子さん(54)は「気候変動を話し合ったCOP25での日本政府の姿勢はひどい」と怒りの声をあげました。

(12月20日 しんぶん赤旗)