日本共産党愛知県委員会は、臨時国会が閉会した9日、名古屋駅前で街頭宣伝し、「桜を見る会」の真相徹底究明、安倍内閣の総辞職、消費税の5%減税を訴えました。
島津幸広前衆院議員、須山初美党県常任委員、江上博之名古屋市議が参加。訴えに、青年が「がんばれー」と声をあげる場面が何度も見られました。
島津氏は、野党が合同で「桜を見る会」追及本部を立ち上げるなど、これまでにない野党共闘が広がっていると紹介し、「構成であるべき税金が私物化されている。幕引きは許されず、徹底追及していく」と強調しました。「兵器の爆買い、大企業・富裕層の優遇などで、国民の暮らしも経済もめちゃくちゃ。消費税を5%に戻し、希望ある政治を実現しよう」と訴えました。
須山氏は「新しい政治へ、野党が『ワンチーム』になって、これなら政治を任せても大丈夫だと思える共同をつくっていく」。江上議員は「実質賃金減少と家計消費の落ち込みに消費税10%増税が拍車をかけた。安倍政権退陣に共産党は全力を尽くす」と話しました。
訴えを聞いていた男性(70)は「森友加計問題や自衛隊日報隠し、さらに『見る会』。安倍政権に怒りが湧いてくる。共産党には徹底的に追及してほしい」と語りました。
(12月11日 しんぶん赤旗)