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共闘で連合政権めざす 革新・愛知の会が40回目総会

 「平和・民主・革新の日本をめざす愛知の会」(革新・愛知の会)が発足から40年目を迎え、名古屋市内で7日、総会と講演会を開きました。各地域・職場の革新懇から70人が参加しました。

 革新・愛知の会は1980年6月に「革新統一愛知懇談会」として発足。思想、信条、政治的立場を超えて「平和・民主主義・くらし」の三つの共同目標に基づいて活動してきました。

 40回目を迎えた総会では、「市民と野党の共闘で連合政権をめざす」運動方針を決めました。

 討論では、「安倍政治への怒りとあきらめが国民のなかに同居している。野党が共闘する姿を市民に見せ、安倍政権退陣の力と希望を示そう」(南区)、「選挙で政治は変えられると青年に声が届けば状況は一気にかわる。私達の運動次第」(青年)、「市民と野党の13項目の共通政策について、野党や市民団体と懇談している。運動を紹介するニュースは189号まできた。めざせ200号」(岡崎市)など各革新懇から発言がありました。

 村上俊雄事務室長は「年明け早々から憲法9条改憲発議に反対する新署名が始まる。野党連合政権づくりをめざす取り組みを強めよう」と行動提起しました。

 代表世話人の大島良満さんは「安倍政権を倒すために、もっと強く大きな組織にならなければいけない。改めて決意し、みんなの力で安倍政権を終わらせよう」と語りました。

 大阪革新懇代表世話人の冨田宏冶・関西学院大学教授が「格差と貧困、生きづらさに寄り添って」と題して講演。「桜を見る会」疑惑で窮地に立つ安倍政権の姿を紹介し、「日々の生活に追われ、政治に関心を持つ余裕が奪われてきた人たちが、市民と野党の共闘に希望を見出している。一人でも多くの人に働きかけ、政治を変えていく希望を共有しよう」と話しました。

(12月11日 しんぶん赤旗)