愛知県平和委員会と日本共産党の日進市議団らは5日、日進市の公園で予定される地上配備型迎撃ミサイルパトリオット(PAC3)訓練の中止を東海防衛支局と県に申し入れました。
日本共産党の須山初美県常任委員、わしの恵子前県議、日進市のごとうみき(共産党)、舟橋よしえ(未来ネット)、長久手市のわたなべさつ子(共産党)各市議が同席しました。
防衛省が1日、6日に県口論議(こうろぎ)運動公園でPAC3の機動展開訓練を行うと発表。住民から不安の声が出ています。
防衛支局で、矢野創事務局長は、「県民の憩いの場を市民の合意抜きに戦時利用することは民主主義の日本で許されるものではない」と強調。「軍事緊張と対立を高め、国民の緊張をあおる」として、PAC3の訓練に抗議しました。応対した報道官は「上に伝えます」と答えるにとどまりました。
県には、運動公園の貸し出しをしないよう要請。県防災危機管理課が応じ、「みなさんの意見は知事に伝える」と述べました。
(11月6日 しんぶん赤旗)