沖縄の貴重な自然を守ろう」「平和とジュゴンを守ろう」と9月29日、名古屋市昭和区の鶴舞公園で「辺野古新基地反対コンサートin名古屋」が開かれ、のべ200人を超える市民が参加しました。
愛知県内の沖縄県出身者や米軍辺野古新基地建設反対の運動をしているミュージシャンらが「音楽を通じて支援を」と実行委員会をつくり、2015年6月から年数回開催。今回18回目です。
今回初出演の、きゃんべるさん、毎回出演の三線弾きの宇野進二さん、八竜リバティーバンドなどのグループ・個人が出演しました。
開会あいさつで実行委員長の浅野義高さんは「安倍政権は県民の声を無視し、建設を強行しているが、辺野古の自然を壊してはいけない。さまざまな困難に屈せず、音楽を通して運動を広げていこう」と訴えました。
初出演の名古屋市立緑高校の卒業生や生徒の親でつくるコーラスグループは「緑高校の教師を務め『ぞうれっしゃ』の作曲者・藤村記一郎さんの教え子や親で結成しました。子どもたちの幸せや、命を大切にすること。平和への願いを込めて歌いました」。きゃんべるさんは「放課後ディサービスで保育士として働きながらシンガーソングライターをしています。好きな歌を通じて私の想いを訴えられて嬉しいです」と話しました。
(10月4日 しんぶん赤旗)