名古屋市昭和区で22日、第13回昭和区平和のつどいが開かれ、昭和文化小劇場に約300人が参加しました。昭和区九条の会など13団体でつくる実行委員会の主催。日本共産党の本村伸子衆院議員も参加しました。
昭和区九条の会代表世話人で医師の能登正嗣実行委員長は「安倍首相は改憲に執念を燃やしている。文化行事を楽しみながら、世界に誇れる憲法9条を学び、伝える大切さを考える機会にしてほしい」と話しました。
文化交流では舟橋智麗さん(小学3年生)が『へいわってすてきだね』の朗読、区内にある桜花学園高校インターアクトクラブがベル演奏、中京大学アカペラサークル「楽(がく)」の演奏、区民らでつくるピースアンサンブルの合唱などがおこなわれました。
「安保関連法に反対するママの会」発起人の西郷南海子さんが「だれの子どももころさせない 今からここからできること」と題して記念講演。改憲阻止や原発ゼロなどの取り組みを報告し、「社会を作り、動かしているのは私たち。声をあげることが始まり。いろいろな違いのあるやり方で声をあげよう」と強調しました。
つどいは「平和だから文化を享受できる。平和の声を大きく広げよう」とのアピールを採択しました。
ピースアンサンブルの一員として参加した女性(56)は「好きな歌を通じて平和を訴えることができ嬉しいです。しっかり練習して来年も出演したいです」と話しました。
(9月27日 しんぶん赤旗)