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ともに政治変えよう 井上議員を囲む集い 青年と核廃絶などトーク

青年・学生の質問に答える井上哲士参院議員(左端)=21日、名古屋市中区

 名古屋市で21日、「井上哲士参院議員を囲む集い」が開かれ、青年・学生が核兵器廃絶、改憲、政権構想など井上議員と語りあいました。

 主催は愛知県の民青同盟県委員会と日本共産党青年・学生後援会。24人の青年・学生が参加しました。

 井上議員は「野党共闘はどこまで来たか」をテーマに、国政選挙、国会での野党共闘の進展、市民との共同、安倍自公政権に代わる野党連合政権問題について報告しました。

 参加者から「核兵器廃絶の願いを、若い世代はどう引き継ぐべきか」との質問に井上議員は、今も広島には原爆の傷跡が多く残っている状況を語り、「若い人たちには被爆者の手記や記録を読んでもらいたい。広島平和記念資料館や長崎原爆資料館も訪れてほしい」と答えました。

 「野党共闘、連合政権に賛成だが、離合集散があり、他の野党を信じていいのか」の問いに、井上議員は「市民と野党の共同が広がるなか、共闘にそっぽを向いたり、裏切った党があれば、その党は国民の信頼を失い、国民が離れていく」と明快に答えました。

 「井上さんが民青同盟や共産党に入ったきっかけはなにか」、「仲間が会議に来なくなり、同盟から離れていって悲しい思いをした。なかなか新しい仲間も増やせない。どう対応すればいいか」の問いも。井上議員は学生運動の中で党や民青に入り、要求運動などに取り組んだ経験を報告し、「仲間を信頼し、様々な青年の願い実現へ班を基礎に草の根から取り組むことが大切」と述べました。

 最後に井上議員は参加者に「いっしょに安倍政治を変えよう」と入党や加盟を呼びかけ、22歳の男性が入党、福祉職場で働く女性が民青に加盟しました。

(9月25日 しんぶん赤旗)