「消費税10%増税反対・安倍暴走政治を許さない知多集会&ウオーク」が21日夕、愛知県半田市で行われました。知多半島の市民ら100人が参加し、怒りの声をあげました。
地元の民主商工会、国民救援会、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟などでつくる実行委員会の呼びかけ。
知多中央民商の鍵小野敦男会長は「増税されれば、景気の悪化は深刻なものになり、複数税率は大きな事務負担と混乱を招く。世界では減税の流れが生まれている。増税されてもあきらめずに声をあげよう」と話しました。
消費税をなくす愛知の会の岸野知子事務局長が情勢報告し「消費税導入後、消費税収の8割が大企業の法人税減税に使われた。混乱が予想されるなか、安倍政権は増税の議論から逃げている。増税撤回を求めると同時に、野党連合政権を実現しよう」と話しました。
年金者組合の男性(68)は「年金収入が減る中、さらに消費税増税で生活がいっそう厳しくなる。市民と野党の共闘で運動を盛り上げよう」。建築設計業の成田完二さんは「中小業者あっての地域経済。みんなの力をあわせて増税を止めたい」と訴えました。
政党から、知多半島の日本共産党の各市町議、長友忠弘党知多地区委員長、社民党の平山良平県連副代表が参加。国民民主党の伴野豊元衆院議員のメッセージが紹介されました。
(10月23日 しんぶん赤旗)