愛知県小牧市議選(定数25)が22日告示(29日投票)で行われます。日本共産党は、現職の安江みよ子(64)、稲垣みさよ(64)、山田みよ子(64)の3氏が立候補し、現有3議席確保をめざします。
議会多数を占める何でも賛成議員によって支えられる市長は、ハコモノ優先の市政を強引にすすめ、2015年の住民投票によって白紙になった新図書館計画や子ども未来館の建設、駅周辺の整備に約100億円をかけようとしています。
子ども未来館の設計委託では、市の予定価格と業者の見積り額が100%一致することが市議団の調査で判明。第3者委員会は情報漏えいを認めましたが、市長は「職員の不祥事」として予算を強行。市長と与党議員は、未来館整備の是非を求める直接署名1万人分を否決しました。
党市議団はこれまで、市民と力を合わせて、小中学校へのエアコン設置、中学卒業までの医療費無料化、都市計画税の引き下げなど実現。「おかしいことにおかしいと言える共産党の3議席が必要。税のムダづかいをやめ、市民の暮らしを応援する市政に」と強調。高齢者タクシー券補助、学校トイレの100%洋式化、国保税の大幅引き下げ、F35戦闘機飛行再開・整備拠点化反対など掲げ、支持を呼びかけています。
37人ほどが立候補を予定する多数激戦の様相です。
(9月14日 しんぶん赤旗)