愛知県稲沢市で8日、日本共産党の本村伸子衆院議員を迎え、15日告示(22日投票)の稲沢市議選で現有2議席から3議席獲得をめざす党演説会が開催されました。
渡辺ちなみ(68)、そがべ博隆(64)、日比すすむ(52)の3予定候補が、開発優先から暮らし第一の市政に変える決意を述べ、3議席になれば議案提案権を得て市民要求実現が前進すると強調しました。
市議選は定数26に37人の立候補が見込まれる多数激戦の様相です。
本村議員は、10月消費税10%増税、9条改憲、F35戦闘機の試験飛行再開など安倍政権を批判。「3人全員当選で安倍政権の悪政にノーの審判を下そう」と訴えました。
2期目をめざす渡辺予定候補は、「保育園給食の主食費補助、全小学校で学童保育の実施を実現した。18歳までの子ども医療費無料化など子育て支援策を充実する」と話しました。
議席回復をめざす、そがべ予定候補は「開発優先・市民負担増の市政は、旧祖父江町の小学校や保育園を半分にする計画。学校と保育園の存続に全力をあげる」と語りました。
渡辺幸保議員の後継の日比予定候補は「医療・介護の現場で作業療法士として働き、医療専門学校の教員として作業療法士の養成にあたってきた経験を生かし、福祉・介護の充実、安心のまちづくりをする」と述べました。
(9月13日 しんぶん赤旗)