「あいちの空に米軍機はいらない!」―愛知県春日井市で8月31日、小牧平和県民集会(10月6日、小牧市・市之久田公園)成功に向けた事前学習会が開かれ、70人以上が参加しました。市民・平和団体や労働組合でつくる実行委員会の主催。
尾中地区労連の望月敦議長が、「人口密集地域でのF35戦闘機の飛行を許していいのか。墜落原因もわからないのに、試験飛行再開の情報もある。県民集会を成功させ、戦争拠点化阻止しよう」と話しました。
日本平和委員会理事の小泉親司さんが講演しました。安倍政権の軍拡が「骨の髄までアメリカン・ファースト(米国第一)」になっていると指摘し、「米軍需産業の儲けのために、多額の税金が投入されている。昨年度の武器の購入先は米国政府が4000億円。国内最大手の三菱重工の2倍以上になった」と強調しました。「アメリカ言いなりの安倍政権の軍拡では、日本の平和や安全は守れない。対話による平和外交でこそ、北東アジア全体の平和を構築していかなきゃいけない。『市民と野党の共同』を強め、軍拡と9条改憲に反対する運動を一体的に取り組もう」と語りました。
福本英雄小牧平和委員会事務局長は、「軍民供用の県営名古屋空港で過去16回の事故のうち、15回は軍用機。県民集会に多くの人を集め、危険な飛行をやめさせよう」と訴えました。
(9月3日 しんぶん赤旗)