愛知県豊川市長選(9月29日告示、10月6日投票)に立候補を予定する、中村優子氏(71)=無所属、日本共産党推薦=が27日、市役所で記者会見を開き、決意を表明しました。日本共産党の佐藤郁恵、安間寛子両市議が同席しました。
中村氏は、市が市民プールを利用する子どもたちや市民の声を聞かずに廃止を決めたことを批判。母親らが中心となって存続・新設を求める署名活動を展開し、6月議会に2856人分の署名を提出したことを紹介し、「市民参加方の市政運営が求められている」と話しました。
中村氏は、駅周辺への超巨大ショッピングモールの進出、旧3町の文化会館廃止、約100億円の大型文化会館建設の見直しなどを争点にすると述べ、「現市政は結論ありきで、市民の声を聞く姿勢に欠けている。このままでは独裁的な姿勢になる。市民無視の市政のままでいいのか、市民の審判をあおぎたい」と話しました。平和都市宣言の市として、国に核兵器禁止条約への批准を求め、積極的に平和発信を行っていきたいと述べました。
市長選には、現市長の後継者として竹本幸夫前副市長(65)が立候補を表明。一騎打ちの様相です。
(8月30日 しんぶん赤旗)