愛知県稲沢市議選(定数26)が9月15日告示(22日投票)されます。日本共産党は、現職の渡辺ちなみ(68)、元職の、そがべ博隆(64)、勇退する渡辺幸保議員の後継の日比すすむ(52)の3氏が現有2議席から3議席獲得をめざします。40人近くが立候補を予定する多数激戦の様相です。
市議選は、安倍政権の消費税10%増税、社会保障改悪など暮らし切り捨てに審判を下し、駅前開発など大型開発推進の市政から、暮らし・福祉優先の市政にするかが問われています。
加藤錠司郎市長は共産党をのぞく「オール与党」に支えられ、名鉄国府宮(こうのみや)駅周辺の整備・高架事業、第3新分庁舎建設など大型事業を推進。一方で学校、保育園、公共施設の統廃合、市施設の利用料値上げ、市営プール廃止、コミュニティバス予算削減など市民に負担を強いています。
党市議団の市民アンケートには200通近くの回答があり、「学校の統廃合より、大規模校の解決が先」、「コミュニティバスの路線や便数を増やすべきだ」など願いがビッシリ書き込まれています。
党市議団は、市民と力をあわせ、保育園給食の主食費補助、第2子の保育料無償化、市民病院に療養病床開設などを実現。公約として▽国保税の大幅引き下げ▽学校・保育園の統廃合中止▽小中学校の給食無料化―などを掲げています。
党と後援会は、「3議席になれば議案提案権が得られ、市民要求が前進します。安倍政権の悪政から市民を守る防波堤として福祉・暮らし第一の市政にします」と宣伝・対話・支持拡大に全力をあげています。
(9月27日 しんぶん赤旗)