愛知県日進市の赤池駅前で17日、戦争法廃止や表現の自由を守れと訴える集会が開かれ、40人が集まりました。日進市と東郷町の住民らでつくる、安保法制に反対するあいち中部ネットワークの主催。
同集会は、市民と野党の共同を広げ、戦争法(安保法制)廃止を求め、2015年8月から毎月1回、両市町で開かれ、4年目を迎えました。「安倍やめろ」「沖縄・辺野古米軍新基地建設NO」など手作りのプラカードや横断幕を持って駅利用者や通行人にアピールしました。
リレートークで日進市の女性(57)は「参院選で改憲勢力が3分の2の議席を割ったが安倍首相は改憲を断念していない。消費税10%増税も強行しようとしている。市民と野党の共同を広げ、安倍政治を変えよう」と強調。手作りの「少女像」を手にした東郷町の男性(50)は「脅迫や政治家の介入によりトリエンナーレの企画展『表現の不自由展・その後』が中止になったのは許せない。表現の自由を守るため企画展を再開すべきだ」と訴えました。
日本共産党の、ごとうみき、坂林たくみ、
無所属の白井えり子、舟橋よしえ、山田久美の日進市議、日本共産党の門原武志東郷町議が参加しスピーチ。日本共産党の本村伸子衆院議員、立憲民主党の田島麻衣子参院議員からメッセージが寄せられました。
集会後、参加者は「戦争法は廃止へ」の横断幕を掲げ、「憲法9条守れ」、「消費税増税中止」と訴えながら駅前をパレードしました。
(8月20日 しんぶん赤旗)