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力強く第一声 井上比例候補、すやま選挙区候補「党躍進を」田村副委員長が応援

出発式に集まった支持者の声援にこたえる(左から)下奥、井上、田村、すやま、本村の各氏=4日、名古屋市中区

 日本の命運がかかった参院選挙が4日公示されました(21日投票)。東海・北陸信越では、日本共産党の比例代表で井上さとし氏はじめ4候補、複数選挙区の愛知・すやま初美、静岡・鈴木ちか両候補、1人区の福井選挙区で共産党公認の山田かずお氏はじめ野党統一の7候補が元気に第一声をあげました。党と後援会は、「全国は一つ」「比例を軸に」、宣伝、対話・支持拡大に全力をあげています。

 愛知県では、田村智子副委員長の応援をうけ、比例代表の愛知選挙区の合同出発式が名古屋市中区の噴水前で行われ、井上さとし比例候補、すやま初美選挙区候補が第一声をあげました。

 梅雨の合間のなか、「暮らしに希望を」「改憲NO」などと書いたボードを持った青年や女性ら500人が参加し、各候補の訴えに「そうだ。その通り」と掛け声があがるなど熱気にあふれました。

 田村氏は「くらしに希望を―三つの提案」を紹介し、「比例で井上候補をはじめ7議席以上獲得、すやま候補の勝利で、この提案を実現させて下さい」と呼びかけました。

 井上候補は「参院選の争点は年金の7兆円削減か減らない年金かだ」と強調。年金立て直し・底上げの党の提案を紹介し、「2000万円貯めるより、1票で政治を変えるほうが簡単。共産党の勝利で、安倍政権に審判を下し、くらし安心の政治にしよう」とこん身の力で訴えました。

 定数4を12人で激しく争う、すやま候補は「障害のある人、性的少数者の人ら全ての人に希望が湧く政治に全力をあげます。みなさんの力で国会に押し上げてください」と訴えました。

下奥比例候補「全力つくす」

 下奥候補は「一人ひとりが大切にされる社会、8時間働けばふつうに暮らせる社会めざし、『全国はひとつ』を合言葉に党躍進に全力をあげます」と述べました。

 原発事故避難者の渡辺優子さんが「原発ゼロに正面から立ち向かい、私たちの声を届ける候補者に期待します」とスピーチ。本村伸子衆院議員、業者後援会や新婦人有志後援会の代表らが参加しました。

 休暇を取って駆けつけた男性(30)は「明日(5日)から期日前投票も始まるので、急いで支持拡大したい」と語りました。

 井上候補はこの後、岐阜市、津市でも訴えました。

(7月5日 しんぶん赤旗)