いざ、参院選へ―。国会が閉会した26日夕、日本共産党愛知県委員会は名古屋駅前で緊急街頭演説会をおこないました。井上さとし参院議員(比例予定候補)、すやま初美参院愛知選挙区予定候補、島津幸広前衆院議員が、参院選で比例7議席以上の獲得、愛知選挙区(定数4)での議席奪還を訴えました。
多くの人が立ち止まって聞き入り、「がんばって」の声援を送る人や携帯電話で写真を撮る若者がいました。
井上氏は、参院国対委員長として、安倍政権の悪政と正面から対決してきたと述べ、くらしに希望が持てる「三つの提案」と、消費税に頼らない財源を示し、「共産党の躍進で安倍政治にかわる希望ある政治にしよう」と呼びかけました。
すやま氏は「参院選勝利めざし、市民と野党で9条改憲阻止、消費税10%増税中止など13項目の共通政策ができた」と報告し、「共通政策を実現する政府にしよう」と訴えました。
手を振って声援した女子学生(21)は「高い学費を下げて、返さなくてもいい奨学金制度をつくってほしい」。買い物帰りの女性(67)は「安倍さんの政策は私たち年金者をいじめるものばかり。共産党の支持者ではないが、参院選は年金問題を正面から考えている共産党には期待している」と話しました。
(6月27日 しんぶん赤旗)