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「野党大きく」と名古屋で緊急シンポジウム 〝有権者に選択肢示そう〟

檀上に並ぶ(左から)立憲・田島・共産・すやま、社民・の各野党予定候補らに声援を送る人たち

 7月の参院選で立憲野党の議席を伸ばそうと16日、名古屋市で緊急シンポジウム「GO VOTE」が開かれ約200人が参加しました。市民と野党をつなぐ会@愛知と市民連合@愛知が共催しました。

 市民連合共同代表の中野晃一・上智大学教授が基調講演。自民党は多数の議席を得ているが、全有権者に占める比例票は20%以下だと指摘し、「野党の分断と有権者の諦め、低投票率が自民党の戦略。野党は分断を乗り越え、有権者に選択肢を示して投票率をあげることが必要」と述べました。「今回13項目の共通政策で合意した。野党が票を取り合うのではなく、棄権した人が投票に行こうと思えるようそれぞれが外に外に向かっていきましょう」と語りました。

 参院愛知選挙区(定数4)に立候補予定の候補が並んで登壇。日本共産党のすやま初美氏は「市民と野党が力を合わせ、政治を変えられる希望を多くの人に届けたい」と訴え。立憲民主党の田島麻衣子氏は「安倍政権の憲法改悪を許さない。野党の皆さんとがんばりたい」。社民党の平山良平氏は「働く者が倒され、年金を下げられる社会を変えるためにも野党は共闘」と話しました。国民民主党の大塚耕平氏はメッセージを寄せました。

 市民連合@愛知、つなぐ会@愛知、市民連合みえのメンバーがパネルディスカッションし「市民との交流の場を多くつくり、無党派層と一緒に市民の代弁者を国会に送りたい」「安倍自公に代わる立憲野党があると実感できるよう市民と野党の合同街宣にとりくむ」「投票率が上がるよう市民が選挙を盛り上げたい」と語りあいました。

(6月17日 しんぶん赤旗)