日本共産党のすやま初美予定候補は13日、愛知県南知多町の篠島(しのじま)、日間賀島(ひまかじま)を訪れ、参院選で市民と野党の共闘勝利と躍進で「安倍政治にサヨナラ」し、希望ある新しい社会を一緒につくりましょうと呼びかけました。
党県委が6日から始めた「参院選本番運行」キャラバンです。同町支部のメンバーら8人が参加。内田保町議の妻・広子さんと桂木広次支部長の案内で両島を回りました。
キャラバン隊は雲ひとつない快晴のなか、モモタロウ宣伝とスポット宣伝を16カ所でおこないました。
住宅街や港で、すやま予定候補は、「暮らしに希望を―三つの提案」を紹介。そのうえで、老後の資金が年金だけでは足らず、2000万円の蓄えが必要だとした金融庁の報告書をあげ、「政府は公文書の受け取りを拒否した。選挙前に都合の悪いことは隠そうとしている」と批判。「安倍政治で年金が減らされ続けたのは事実。暮らしを支える社会保障は急務。低年金者に一律6万円の上乗せと減らない年金を」と強調。財源は、消費税に頼らず、富裕層や大企業への応分の負担などで可能だと訴えました。
島民と対話すると、安倍政治への批判が次々出されます。家族で民宿を経営する80代の夫婦は「もう安倍(首相)はいかん。共産党はよくやってる。野党は共闘が大事。団結できるように、しっかりやってほしい」と語り、「力になるかわからんが、うちには2票ある。応援してる」と激励。シルバーカーを押していた男性は、すやま候補の訴えを聞き「安倍さんと麻生さん(財務相)はクビきらないかんね。若い人にはがんばってほしい」とすやま予定候補と固く握手。漁から帰ってきた女性は、「いよいよ参院選ですね。応援しています。がんばって」と語りました。
篠島では女性が特産物のタコの不漁や4年連続禁漁となったコウナゴをあげ、「島の漁業と観光はつながっている。漁業が衰退すれば、島の経済もしぼんでいく」と切実に話しました。すやま予定候補は、「安心して続けられるよう、漁業の価格保障や所得補償は必要ですよね。共産党は、地場産業と地産地消をしっかりと応援していきたい」と話しました。
(6月15日 しんぶん赤旗)