国民平和大行進(東京―広島コース)が5月31日、愛知県入りし、学校法人桜丘学園(豊橋市)で歓迎集会が開かれました。同学園教職員組合の主催。高校生らの和太鼓の力強い演奏で、400人の行進参加者を迎えました。
同学園は1989年に市民と共同で、学校敷地内に広島の「原爆の火」を保存する「平和の塔」を設置。翌年から毎年、平和行進を迎え歓迎集会を開いています。
松島洋幸教職員組合委員長は「みなさんを迎えることは、生徒に和の大切さを考える機会になっています。健康に気をつけて行進を続けてください」と歓迎の言葉を述べました。
桜丘高校の生徒代表の女子生徒(3年)は「平和の塔建立から30年になります。これからも平和を願い灯し続けます」と決意を語りました。
学園を代表してあいさつにたった伊藤浩光教頭は「毎年、修学旅行で沖縄を訪れ学んでいます。今年は糸満高校の生徒と交流するなど学園をあげて平和運動に協力していきます」と話しました。
集会では「国際青年リレー行進」に5月8日の神奈川県から参加し、静岡県を行進してきたフィリピンのキャロル・テア・サンタ・マリア(チャーリー)さん、愛知県から「国際青年リレー行進」に参加しているフィリピンのガリレオ・カスティーリョさんが行進する決意を述べました。
(6月4日 しんぶん赤旗)