日本共産党の井上さとし参院議員(比例予定候補)は25日、名古屋市熱田区と静岡県藤枝市の党演説会で、日本共産党を躍進させ、「安倍政治サヨナラ」の審判をくだし、希望ある新しい政治をと訴えました。両会場とも、参院選勝利への大きな熱気に包まれました。
■ 井上参院議員・比例予定候補駆ける
井上氏は、この6年間、参院国対委員長として、安倍政権の戦争する国づくりと正面から対決してきたと述べ、「安倍政治にサヨナラした後、どんな希望があるのか、国民に示してゆきたい」と強調しました。
「消費税10%増税の中止はまだ間に合う」と述べ、暮らしを応援する三つの提案を紹介。「大企業に応分の負担を求め、アベノミクスで大儲けした富裕層には適切に課税し、米国への思いやり予算や武器の『爆買い』をやめれば、7・5兆円を生み出すことができる」と述べ、「日本共産党の比例7人以上の躍進、選挙区予定候補の勝利で、日本の政治を大きく変え、希望ある政治をつくれるよう、がんばり抜く」と語りました
■ すやま候補訴え
熱田区では、すやま初美参院選挙区予定候補が、ハラスメント撲滅プロジェクトを立ち上げたことを紹介し、「ハラスメント禁止は世界の流れ。人権感覚の遅れた安倍自民党政治を終わらせ、新しい政治への道を切り開こう」と強調。「『比例を軸に』して井上議員を含む7人の比例代表を必ず国会に送りだし、私も国会に駆け上がる」と強調しました。
2児を育てながら共働きで奮闘する稲垣鈴子さん(29)は「平和のために声をあげ、子どものために行政に訴えてきた先輩たちの歴史をすやまさんから聞き、党に入ることを決めました。そんなすやまさんを国会へ送りたい」。愛労連の竹内創事務局次長は、労働者をめぐる状況を報告。「年間約1400件の労働相談がある。最近では、ハラスメント被害の相談が多くなっている。市民と野党の共闘のなかで、共産党を大きくして、労働問題の解決、ハラスメントの撲滅をめざそう」と話しました。
橋詰義幸区後援会長は、「共産党の〝〟突風〟を吹かせないと勝利は厳しい。私たちだけでなく、近所の人や友人に声をかけ、『担い手』となってもらおう」と呼びかけました。
(5月29日 しんぶん赤旗)