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解放活動家たたえる 合葬追悼会開く

「いしずえの碑」に献花する遺族ら=12日、愛知県日進市

 平和と民主主義、社会進歩のために生涯をささげた人たちを追悼、合葬する愛知解放運動戦士第28回合葬追悼会が12日、愛知県日進市の五色園でしめやかに行われました。

 園内の「いしずえの碑」には、今年新たに人が合葬され、遺族や関係者が献花。「碑」には、合葬者の全氏名(1658人分)を刻んだ銅板が納められました。

 追悼会では、主催者を代表して渥美雅康「碑」維持管理委員会委員長(弁護士)が、「激動する国内外の政治情勢のもと、社会進歩と革新、平和と民主主義をめざす運動に貢献された、みなさんの運動に学び新たな前進につとめる」とあいさつしました。

 追悼の言葉を述べた日本共産党愛知県委員会の林信敏副委員長は、「故人の尊い遺志を受け継ぎ、安倍政権が進める改憲、消費税10%増税などを阻止し、市民と野党の共同を広げ、参院選勝利へ全力を尽くす」と決意を述べました。井上さとし参院議員(比例候補)、もとむら伸子衆院議員、武田良介参院議員、田口一登名古屋市議の追悼電文が紹介されました。

 遺族を代表して故片岡トミ子さんの夫・拓一さん、神谷俊輝さんの妻・洋子さんがあいさつしました。

 追悼会に先立ち、遺族でつくる「愛知いしずえ会」(武田節会長)が総会を開きました。

(5月14日 しんぶん赤旗)