愛知県で10日、「10月消費税10%ストップ!ネットワークあいち」(略称10%ストップ!ネットあいち)が結成されました。名古屋市中村区で同日、結成集会が開かれ、会場いっぱいの92人が参加しました。
ネットの結成を呼びかけたのは愛知県商工団体連合会、愛知県労働組合総連合、愛知県保険医協会、消費税をなくす愛知の会、新日本婦人の会愛知県本部、愛知県社会保障推進協議会、全日本年金者組合愛知県本部、愛知県民主医療機関連合会、平和・革新・民主の日本をめざす愛知の会(革新・愛知の会)、愛知県消費者団体連絡会の10団体。
開会あいさつで、保険医協会の杉藤庄平理事が「税の基本は累進課税。消費税は所得に関わらず課せられる大衆課税。何としても10%課税を中止させよう」と述べました。
「10月消費税10%ストップ!ネットワーク」呼びかけ人でジャーナリストの斎藤貴男氏が講演しました。斎藤氏は消費税をめぐる国会論戦や欧米の税制や消費税の問題点を解明し、「消費不況のいま、さらなる消費不況になる」と強調。「これほど不公平で卑劣な税制はない。力を合わせて、安倍政権の10%増税を中止に追い込もう」と訴えました。
愛商連の河村光哉事務局長が10%増税ストップに向けた行動を提起。ネット参加の団体、個人を増やすことや、7月の参院選めざし署名行動に取り組むこと。多彩な街頭宣伝、国会への署名提出行動、地域・団体で消費税学習会を開催することなどの運動方針を参加者全員の拍手で確認しました。事務所を愛商連内に置き、10団体が事務局として運営します。
(5月12日 しんぶん赤旗)