日本共産党愛知県委員会は、県議選、名古屋市議選の厳しい結果の教訓を生かし、後半戦(21日投票)の36市町村議選(現有56議席)、68候補の全員当選に全力をあげています。
多くの自治体が愛知県、名古屋市と同様に安倍自公政権に追随し、首長いいなりの「オール与党」議会です。日本共産党は「安倍政権の悪政から住民を守る防波堤として消費税10%増税反対、国保料(税)大幅引き下げなど住民の暮らし、福祉を守ります」と訴え、期待が広がっています。
一宮市議選(定数38、現有2)では、県議選で惜敗した板倉正文氏の悔しさをはらそうと、3人の候補を先頭に選挙勝利に奮闘しています。
8日朝、6期目をめざす、尾関むねお(76)、3期目をめざす、ひこさか和子(66)、新人の、わたなべさとし(42)の3予定候補が板倉氏とともに一宮駅頭で宣伝。3予定候補は「共産党を除く議員は2年連続の国保税引き上げに賛成した。国保税引き下げ、巡回バス充実、公立保育園の統廃合・民営化反対の願いを共産党に託して下さい」と訴えました。
選挙戦は50人近くが立候補を予定。多数激戦の様相です。
前回後退した日進市(定数20、現有1)、岩倉市(定数15、現有2)は議席回復をめざし3人が立候補を予定し、瀬戸市(定数26、現有2)、津島市(定数18、現有2)、あま市(定数22、現有2)で議席増をめざし3人を擁立します。
大府市(定数19)、東郷町(定数16)、武豊町(定数16)、大口町(定数15)には、それぞれ現有1議席から2議席獲得めざし2人が立候補を予定します。
春日井市(定数32、現有4)と豊田市(定数45、現有2)では、県議選で健闘した内田謙氏、大村義則氏の後継新人が立候補を予定。江南市(定数22、現有3)、安城市(定数28、現有2)、東浦町(定数16、現有2)では新旧交代があります。
半田市(定数22、現有1)、長久手市(定数18、現有1)では後継新人が議席確保に全力をあげています。
東栄町(定数8)では女性新人(35)が12年ぶりの党議席空白克服に挑みます。
(4月10日 しんぶん赤旗)