日本共産党愛知県委員会は8日、「ハラスメント撲滅プロジェクト」の立ち上げを発表しました。すやま初美参院選挙区予定候補や統一地方選の県・市議予定候補らが県庁で記者会見しました。
すやま予定候補は、プロジェクトについて「愛知に暮らすすべての人とともに、ハラスメントのない社会に向けて声を集め、政治に働きかけようと呼びかけるもの」と説明。
立ちあげの原点として、愛知の党議員らが深刻なセクハラ被害や性暴力被害に対し「#Me Too(私も被害者だ)」と声をあげたことを紹介し、「私自身が彼女たちの声を受け止めたいと思った」と語りました。
プロジェクトは弁護士や労働組合関係者、議員予定候補などで構成。作成したリーフレットの普及やSNSでの拡散、地方での実態調査や国への意見書提出を呼びかけました。
女性議員第1党の日本共産党は、愛知県でも性暴力被害者支援の問題を議会で取り上げ、相談窓口を知らせるカードの全高校生への配布を実現するなど役割を果たしてきたと紹介。声をあげられずにいる人たちともつながり「尊厳を傷つける発言を繰り返す自民党の政治を、連続選挙で刷新するために全力をあげる」と訴えました。
(3月9日 しんぶん赤旗)