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わしの県議・青木市議再選へ 全支部が「集い」

稲生支部の集いで参加者と語りあう(正面右から)わしの県議、青木市議=3日、名古屋市西区

 名古屋市西区の日本共産党は、わしの恵子愛知県議・青木ともこ名古屋市議の再選を必ず勝ちとろうと、すべての支部が「集い」に挑戦し、支持者や担い手を広げています。

 県議選名古屋市西区は定数2を自民現職、立憲新人、減税新人と争う大激戦です。市議選は定数1減の4議席を現職5人がしのぎを削ります。

 集いは多くの支部にとって久しぶりです。わしの・青木両氏が参加し、県で学校のエアコン設置やトイレの改修、市で子ども医療費無料拡充など議会を動かしてきた実績を紹介。大型開発優先の県政・市政を暮らし・福祉第一に変えたいと語り「統一選、参院選の連続選挙で共産党を伸ばせば安倍政権にさよならするチャンス。そろって必ず勝利させてください」などと訴えています。

 稲生支部は、集いに向けて500枚のビラを配り、周辺の地域も訪問。当日は、町内会の結びつきや「赤旗」読者などが参加しました。初めて参加した女性(75)は「学校のトイレの問題などをとりあげ、こんなにがんばって活動してくれているんだと思った。絶対に当選させたい」。「選挙ハガキにお知り合いの名前を書いて」の呼びかけにも快諾しました。山田支部の集いには、ビラを見て「共産党の話を聞きたい」という人などが初めて参加しました。

 枇杷島・栄生支部は告示までに8回の集いを計画し、この間4カ所で開催。新入党員宅での集いは、15人が参加。うち13人は新入党員が声をかけた人と、その人から誘われた党外の人です。

 会場からは「カジノでまちづくりなんて嫌だよね」「消費税増税は反対」などの声が出されました。党の集まりに初参加の人も「昔は自民党を応援していたけど安倍さんはやばいと思う。共産党は普通の暮らしを応援していて、身近でよかった」「暮らしや福祉に予算を回すよう要望していると分かり、素晴らしいと思った。今の自民が伸びても力にならん。以前は共産党に興味はなかったけど、応援してもいいと気持ちが動いた」と話しました。

 全員に選挙ハガキと「赤旗」見本紙を渡し、「赤旗」を購読してもらう経験も生まれています。西田一廣支部長(71)は「党の話を聞いてみるのも良いなと思っている人がたくさんいると、目を開かされた」と語ります。

 選対は「宝の二つの議席なんとしても守りぬこう」と、9日の志位和夫委員長の演説会を節に、宣伝、対話・支持拡大、党勢拡大で飛躍をつくろうと奮闘しています。

(3月8日 しんぶん赤旗)