航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)周辺の住民らでつくる「ブルーインパルスの飛行をやめさせる会」は21日、小牧基地に対し、航空祭(3月2日)で、アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行を中止するよう申し入れました。
同会は、昨年1月にブルーインパルスの飛行について、航空法違反と名古屋地方検察庁に告発。昨年の航空祭では、ブルーインパルスの展示飛行は行われませんでした。
要請には15人が参加。愛知県平和委員会の矢野創事務局長は、「ブルーインパルスは曲技飛行は極めて危険な行為であり、住宅密集地にある基地での飛行は許されるものではない。周辺住民の生命と安全な生活を守るということからすれば、中止すべきだ」と話しました。
今年の飛行内容を明らかにするよう求めましたが、応対した自衛官は「答えられない」と回答。小牧在住の長谷川一裕弁護士は、「名古屋地検に告発して1年が経過しても結論が出ていない重大問題。住民から大変注目されている。早急に明らかにすべきだ」と求めました。
日本共産党の内田けん(県議予定候補)、原田ゆうじ両春日井市議が同席しました。
(2月23日 しんぶん赤旗)