日本共産党のすやま初美愛知選挙区予定候補は7日、名古屋市中区の名古屋商工会議所を訪問し、総務管理部の榊原博行次長らと消費税10%増税や毎月勤労統計の不正問題について懇談しました。
すやま予定候補は、毎勤統計の不正は消費税10%増税の根拠を崩すものだと指摘。実質賃金が下がり続ける今の経済状況のもと「10月の増税には反対だと野党や保守のみなさんと立場の違いを超えて一緒に声をあげています。現場のみなさんの声も届けたい」と訴えました。
増税対策として複数税率やポイント還元、インボイス制度導入などが検討されていますが、榊原氏らは1万7千以上の会員の多くが小規模企業で、小さいところほど対策が難しいと語りました。「少しでも混乱が少なくなるよう取り組んでいかないといけない」と話しました。
すやま予定候補は、政府の対策は現場に混乱をもたらすもので国民をばかにしていると応じました。共産党が「消費税に頼らない別の道」として、税制が優遇されている大企業や富裕層に応分の負担を求めるなど消費税に代わる財源の提案をしていることも紹介。「10月の増税はいかがか、とぜひ一緒に声をあげていただきたい」と呼びかけました。
(2月9日 しんぶん赤旗)