愛知県小牧市議補選(定数1、立候補4人)が3日投開票され、日本共産党の山田美代子氏(64)が1万3920票(得票率32・86%)で当選しました。党市議団は現有3議席から4議席に増え、単独第2党になり、議席占有率(16・00%)は過去最高になりました。
山田氏の得票は2015年の市議選で3候補が獲得した6854票の2・03倍、前回衆院比例票(3851票)から3・61倍と得票を大きく伸ばしました。
結果が判明した4日未明、当選の喜びにわく支持者を前に山田氏は「建設費50億円の図書館や契約に疑惑があるこども未来館計画の見直しなど訴えて、共感の声が大きく広がった」と強調。「こども未来館整備の是非を問う住民投票条例案を市長と与党は否決した。市民の権利をうばう暴挙に、市民がくだしたノーの声を議会でしっかりと追及していきたい」と話しました。
すやま初美参院選挙区予定候補も駆け付け、「安倍政権の消費税10%増税と9条改憲、大軍拡に、航空自衛隊基地のある小牧からノーの声をあげよう」。安江美代子市議団長は「参院選に続き、10月に市議選がある。さらに勢いをつけて、党躍進と勝利をめざしたい」と語りました。
(2月5日 しんぶん赤旗)