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最賃1500円「いいね」すやま参院予定候補ら街頭で対話

最低賃金について外国人青年と話をする、すやま初美・参院選挙区予定候補(右)=26日、名古屋市中区

 日本共産党愛知県委員会と県労働者後援会は25、26両日の夜、名古屋駅前など名古屋市内4カ所で、すやま初美・参院選挙区予定候補を先頭に、最低賃金の大幅引き上げ、毎月勤労統計の不正・偽装の解明を求める宣伝を繰り広げました。後援会員が「最低賃金1500円になったら」と題したリーフや「勤労統計の不正は許せません」と書いたビラを配布しました。

 中区の大須商店街では28日夜、若者や外国人の買い物客でにぎわうなか、「最低賃金1500円を」と書いた横断幕やデコレーションを持ち宣伝。すやま予定候補らが、「愛知県で最賃は時給898円です。あなたの賃金はいくらですか」、「政府の統計ごまかしをどう思いますか」と声をかけると、「バイト代が安い」、「安倍内閣はウソばっかりついている」と話が弾みました。

 中国人留学生の趙天佑さん(22)は流ちょうな日本語で「飲食店で皿洗いのアルバイトをしているよ。時給950円。1000円以上になるといいな」。東南アジア出身の男性は「夜勤でも時給1100円。日本人だと、もっと高い。日本人と同じにしてほしい」、男子大学生は「土、日を中心にコンビニで

バイトしている。昼は時給980円、夜は時給1210円。仕送りが少ないので1500円になると助かる」と話しました。

 建設会社に勤める男性(57)は「10年前のリーマンショックの時に失業した。半年ほど失業手当を受けた。国は未払い分を出すというが、今ごろもらってもありがたくない。生活が苦しい失業時に欲しかった。安倍首相や政府の話は信用できない」と語りました。

 県知事選(2月3日投票)も話題になり、中小企業の社長は「大村知事や安倍首相の経済政策は中小には何のメリットもない。15人いる従業員に、中小企業を大切にする、くれまつ佐一さん(日本共産党などが推薦)を支持するように依頼する」と言いました。

(1月29日 しんぶん赤旗)