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戦争いや 参院選投票行く 名古屋 高校生とリーフで弾む対話

改憲や平和について高校生と話をする「会」の人たち=25日、名古屋市瑞穂区

 名古屋市の「安保関連法廃止・戦争をさせない瑞穂区の会」は25日夕、瑞穂区役所周辺で、下校中の高校生に「アメリカがする戦争に自衛隊を送るな」と題したリーフを配布し、対話しました。カラー印刷でイラストも満載、安倍9条改憲の危険性がよくわかります。

 区役所周辺は多数の高校、大学があり、市内有数の文教地区です。同会は18歳選挙権が実施された2016年の参院選から毎月、宣伝行動を続けています。

 元高校教員で同会代表の見崎徳広さんらが「安倍さんが憲法を変えようとしています。どう思いますか」、「安倍さんや自民党はアメリカがする戦争に自衛隊を送ろうとしています」と声をかけ、リーフを配ると、ほとんどの高校生がリーフを受け取り、「憲法は大切だよね」と対話が弾みました。

 2年生の男子生徒(17)は「5月が誕生日なので知事選はダメですが、参院選は投票できます。もらったリーフを参考に投票する政党や候補を考えます」。2年生の女子生徒(17)は「3年生になると大学入試の勉強で大変ですが、7月の参院選は初めての選挙なので必ず投票に行きます。広島で被爆した人の体験を聞いたことがあります。戦争はいやだから、平和とか憲法を公約にしている候補者がいいかな」と話しました。

(1月27日 しんぶん赤旗)