名古屋市中区で19日夜、安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会が「11・19市民集会」を開き、「安倍9条改憲をとめよう」「辺野古の新基地は許さない」「朝鮮半島に平和を」と訴えました。寒風が吹くなか、市民ら500人以上が参加し、「安倍やめろ」のボードを掲げ、繁華街を練り歩きました。
リレートークで、小林武・沖縄大学客員教授は沖縄基地問題にふれ、「官邸は知事選で県民に完敗したのに、民意に反した米軍新基地建設を続けている。強行する姿勢を変えないなら、政権を代えるしかない。沖縄を苦しめる根源、安保条約の廃棄まで、全国一つになってがんばろう」と訴えました。
姜春根(カン・チュングン)・三千里鐡道副理事長は、「朝鮮半島の平和への道が開いた。この道を必ず進み、アジアの平和へつなげていこう」と語りました。
共同代表の中谷雄二弁護士は、メディアをつかい国民をあおり続ける安倍政権を批判し、「ウソとごまかしに国民は気付き始めている。政権を許さず、9条改憲を阻止するまで3000万人署名を続けよう」と呼びかけました。
シンガー・ソングライターの川口真由美さんも参加し、平和を願う歌を熱唱。歌いながらデモ行進にも参加しました。
仕事帰りに参加した女性は「朝鮮半島の平和まであと一歩だと思う。姜さんの発言に勇気をもらえた」と話しました。
(11月22日 しんぶん赤旗)