安倍9条改憲阻止への取り組みをいっそう広げようと19日、3000万人署名への協力を呼びかける宣伝、デモが各地で行われました。
愛知/100人参加、青年ら訴え
愛知県では、安倍9条改憲NO!あいち市民アクションが呼びかけ、駅前や繁華街などで訴えました。
名古屋市中村区の名古屋駅前には青年をはじめ100人近い人たちが集まり、ビラ配りやリレートークを行いました。
愛知県平和委員会の澤村暁世さん(29)は、「安倍首相は改憲に前のめりだけど、国民には理由を説明しない。世界が平和に向かって努力するなか、必要なのは改憲じゃなくて、憲法をいかす政治です。一緒にこれからの政治を考えませんか」と呼びかけました。
大学院1年の男性は「安倍首相は『憲法に自衛隊が書き込まれても何も変わらない』と言うが、いったん書き込まれれば、強力な武器を持ち、海外での戦闘が合憲になる。9条の精神に反する内容だ」と強調。
自治体職員の男性(29)は、「憲法が変われば、仕事のあり方も変わる。戦争のために働きたい現場職員なんていないと思う」と話しました。
「署名したいと思っていた」と話す男子大学生は「戦後、戦力は放棄すると言ったのに、軍事力を増強していくのは矛盾してる。矛盾に合わせようと改憲するのはよくない。国民全体で改憲議論できていないのに、改憲しようとするのは説明も不十分だし、おかしな話」と語り、ペンを走らせました。
(10月21日 しんぶん赤旗)