全日本年金者組合愛知県本部は13日、若い人も高齢者も安心できる年金制度を求めて「年金フェスタin名古屋」を名古屋市中区で開きました。若者から高齢者まで各界・各層に幅広く運動を広げようと、「年金一揆」から「年金フェスタ」に名称を変えました。
会場には「嘘(うそ)つき安倍政権即時退陣」の大きなノボリ旗が高々と掲げられ、「年金削るな、積立金返せ」と書いた手作り神輿(みこし)も登場。「年金下げるな」「消費税上げるな」のボードを持った約150人が参加しました。豊橋、岡崎、一宮、尾張旭の各市でも行われました。
伊藤良孝委員長があいさつし、「安倍政権による年金切り下げは高齢者だけの問題ではない。若者が最大の被害を受ける。社会保障の大改悪も全世代に影響する。平和憲法と民主主義を守り、社会保障充実へ声をあげよう」と訴えました。
愛労連の榑松佐一議長、愛知社保協の小松民子事務局長が連帯のあいさつをおこない、年金裁判弁護団、安倍9条改憲NO!あいち市民アクションが訴えました。
参加者は「悪政をつづける安倍政権を倒し、政治を国民の手に取り戻し、誰もが安心して暮らせる政治を目指す」との宣言文を「アベやめろ」のボードを掲げて採択。集会後、繁華街をパレードしました。
行動に参加した女性(71)は「安倍政権は年金を下げ、社会保障費を削減した。子や孫の将来が心配。私たちが声をあげ運動を広げ安倍政治を変えていかねばならない」と話しました。
(10月16日 しんぶん赤旗)