ニュース

9条守る つどいでアピール

 名古屋市昭和区で7日、第12回昭和区平和のつどいが開かれ、名古屋柳城短期大学体育館には200人を超える人たちが参加しました。昭和区九条の会など13団体でつくる実行委員会の主催。

 昭和区九条の会代表世話人で医師の能登正嗣委員長は「安倍首相の改憲の動きが強まっている。文化行事を楽しみながら、戦争や平和、憲法9条について考える機会にしてほしい」と話しました。

 文化交流では愛知県高校生フェスティバル実行委員会の高校生の訴えや演舞、京都府から駆けつけたブレイクダンサーの「たっちん」と高校生、子どもたちのダンス、「昭和区へいわのつどい合唱団」のリードによる、沖縄戦犠牲者を追悼する「月桃の花」の参加者全員の合唱などがおこなわれました。

 小学校教員を長年勤めた岡崎勝さんが「学校の今、子どもたちの今~競争社会から憲法が活(い)きる共生社会へ」と題して記念講演。STOP改憲ママアクション@あいちのママが憲法カフェなどの取り組みを報告しました。

 つどいは「3000万署名を広げ、平和憲法を守る」とのアピールを採択しました。

 会場の席から「月桃の花」を大きな声で歌っていた男性(62)は「沖縄知事選の応援に行った時に、歌詞にある摩文仁(まぶに)の丘の平和祈念公園を訪れた。戦没者墓苑の前で『憲法9条は絶対に守る』を誓った。少し中だるみしていたが3000万署名の目標達成めざしがんばる」と話しました。

(10月12日 しんぶん赤旗)