命どぅ宝あいちや名古屋YWCAなど6団体でつくる、あいち沖縄会議は16日、名古屋市中区で米軍新基地建設を最大の争点とする沖縄県知事選に連帯する宣伝をおこない30人以上が参加しました。大きなジュゴンの風船も登場し、三線の演奏に合わせて弥勒世果報(みるくゆがふ)などを歌い、辺野古新基地建設反対署名を呼びかけました。
牛島達夫代表や名護市出身の具志堅邦子さんらがマイクを握り、「沖縄県内外の運動で辺野古へ海の土砂投入を阻止している。翁長さんは命をかけて辺野古を守った。翁長さんの遺志を継ぐ玉城デニー候補を知事に押し上げよう」、「沖縄戦で多くの県民が犠牲になった。戦争は二度と起こしてはならない。戦争のための基地はいらない」と訴えました。
署名した男性(74)は「一昨年、家族で沖縄に行った。米軍機の爆音がすごかった。『基地なくせ』の願いはよくわかる。県民の声を無視した安倍首相の建設ゴリ押しもよくない」。小学生の女子児童と母親(38)は、「基地ができたらジュゴンが住めなくなり悲しい」、「アメリカの基地のため建設費用を日本が負担するはおかしい。建設をやめて、そのお金を子育てや教育の施策に回してほしい」と話しました。
(9月19日 しんぶん赤旗)