来年2月に予定される愛知県知事選挙に向けて、革新県政の会は11日、団体・地域代表者会議を名古屋市内で開きました。29団体、7地域から51人が参加しました。
榑松佐一代表(愛労連議長)が政治動向や県政の状況、知事選に向けた方針、基本政策と分野別政策について報告。候補者は検討中だと述べ、「県政学習会や要求交流集会などを進め、県民本位の県政めざし運動を広げよう」と訴えました。
交流・討論に先立ち、政策ポイントをまとめたDVD「憲法を生かし、いのちと暮らしを守る愛知をつくりましょう」を視聴しました。
討論で、「DVDは大村県政の悪政のひどさ、会の政策がよくわかる。各地で視聴会や学習会をたくさん開きたい」、「カジノは常滑市へ、リニア工事の残土は東海市に持ってくる。知多地域は県が推進する大型公共事業の犠牲になっている」、「台風21号で大阪港や神戸港で甚大な被害があった。各地で台風や地震で山崩れが発生している。名古屋港や豊田市の山間部の災害を心配する。県の防災対策は不十分。大型開発より県民の命を守る県政めざす」などの発言がありました。
日本共産党の、わしの恵子県議が県議会で党議席を回復してからの3年半の論戦を紹介し、「愛知の財政力は全国2位。人口1人当たりの教育費、民生費は全国最低クラス。県政転換へ全力をあげる」と決意を述べました。
(9月14日 しんぶん赤旗)