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共同の前進、党躍進へ 江南 井上氏らが訴え

参加者の激励に応える(左から)掛布、井上、すやま、東、森の各氏=26日、愛知県江南市 

 愛知県の日本共産党江南市連合後援会は26日、井上さとし参院議員を迎え同市内で参院選、統一地方選勝利に向けた演説会を開きました。

 井上議員は「広島、長崎の平和式典で国連のグテレス事務総長や市長らが核兵器禁止条約の意義を訴えたが、唯一の被爆国の安倍首相は全く触れなかった。被爆2世として、禁止条約に参加せず、世界の流れに逆らう安倍首相は許せない」と強調。「働き方改革」一括法やカジノ実施法など党の国会論戦を紹介し、「悪政をすすめる安倍政治を変えるため、市民と野党の共同、共産党躍進へ一緒にがんばろう」と入党を呼びかけました。

 すやま初美参院愛知選挙区予定候補は沖縄知事選支援、9条改憲阻止の運動、障害者雇用の不正問題などについて述べ、「憲法を未来につなぎ、国民の命・暮らし優先の政治をめざし、参院選勝利へ全力をあげる」と決意を語りました。

 掛布(かけの)まち子、森ケイ子、東義喜の3人の市議団を代表して掛布議員が市政報告し、「巡回バスがないのは県内で江南市など2自治体だけ。小中学校のトイレ洋式化、エアコン設置も遅れている。巡回バス実施など住民要求実現のためがんばる」と述べました。

 参加した男性(67)は「会場いっぱいの参加で弁士の訴えに大きな拍手が起こるなど熱気があった。選挙まで1年もない。宣伝や支持の訴えを今すぐ始める」と話しました。

(8月31日 しんぶん赤旗)