日本共産党愛知県委員会は、名古屋市熱田区の金山駅南口前で終戦記念の宣伝をおこない、安倍政権による改憲を阻止しようと訴えました。もとむら伸子衆院議員、すやま初美参院愛知選挙区予定候補、林信敏県副委員長らが参加しました。
もとむら議員は、安倍首相は改憲の動きをいっそう加速させると強弁していると批判。「9条を変えないでほしいという国民の願いが、野党の結束を強め、首相の野望を阻む大きな力になっている」と強調。96年の歴史を紹介し、「命がけで戦争に反対してきた党の初心をかけて、安倍首相の改憲を許さず、個人の尊厳を守るために全力をつくす」と訴えました。
すやま予定候補は、安倍政権による時代逆行の動きと平和を求める世界の流れが激突していると指摘。「『戦争する国づくり』を許さず、跳ね返すために力を貸してほしい。政府のウソやごまかしを許せば、立憲主義も民主主義も崩壊する。世界で唯一の被爆国として、核兵器のない平和な世界へ責任を果たしていきたい」と語りました。
宣伝をSNSで知り、夫婦で駆け付けた北尾覚さん(61)は「安倍首相は自身への疑惑はうやむやにして許せない。伯父が戦死しています。戦争は二度とあってはいけない」と話しました。
(8月16日 しんぶん赤旗)