「憲法こわすな」「安倍政権は退陣を」―。名古屋市昭和区の沿道で浴衣姿の若者や女性の声が響き渡りました。集団的自衛権行使に反対する昭和区の会、安倍9条改憲NO!いのちを守る3000万署名昭和区市民アクションが10日、共同で開いた「安倍9条改憲NO!憲法と命守る!盆踊り&パレード」です。
盆踊り後の集会で、集団的自衛権行使に反対する昭和区の会共同代表の小島高志弁護士は「悲惨な戦争の歴史の教訓から平和憲法ができた。安倍首相は歴史の教訓を学ばず、ひっくり返そうとしている。危険な安倍政治に黙っていてはいけない。草の根から安倍改憲NO!の声をあげよう」と訴えました。
リレートークで昭和区九条の会役員は「区内で3000万人署名は1万3千を超えた。さらに署名を旺盛におこない、改憲断念に追い込む」。新婦人昭和支部役員は「宣伝グッズなど各班で創意工夫して『憲法9条守れ』の運動をしている」と報告しました。
日本共産党の本村伸子衆院議員、柴田民雄、西山あさみの両名古屋市議、立憲民主党の近藤昭一衆院議員が参加。本村、近藤両氏が連帯のあいさつを述べました。
集会後、参加した80人が「戦争反対」、「守れ9条」と書いた団扇(うちわ)を掲げ
パレード。沿道から「がんばって」「安倍首相が辞めるのは当然だ」の声がかけられました。
(8月12日 しんぶん赤旗)