戦争反対、核兵器廃絶を元気に走ってアピールする、あいち反核・平和マラソン&ジョギング大会が5日、名古屋市昭和区の鶴舞公園で開かれました。
新日本スポーツ連盟愛知県連盟ランニング協会が「広島、長崎の被爆者を追悼し、名古屋でも何かやろう」と2001年から始まり、今年で18回目です。
青木正雄会長は、「くれぐれも体調に気をつけながら走ってほしい。戦時下、多くの若者がスポーツを楽しむことを奪われた。原爆が投下されたあとも、熱さと暑さのなか必死に生き抜こうとした人たちに思いをはせながら走ろう」とあいさつしました。
スタートの午前9時には、気温30度。参加したランナー7人は、入念にストレッチし走り始めました。
京都市から参加した男性(53)は「各地の平和マラソンに参加しています。核兵器廃絶に向けて地道だけど、走ることでアピールできたらうれしい」と話しました。
参加10回目の筒井顕治さん(62)は「日本が核兵器禁止条約を批准していないのは非常に残念。マラソンで平和をアピールし続けたい」。初めて参加した男性(44)は「走ることで平和に貢献できたらいいですね」と語りました。
(8月8日 しんぶん赤旗)