愛知県原水爆被災者の会(愛友会)は7月29日、「被爆73周年原爆犠牲者を偲(しの)ぶつどい」を名古屋市南区の日本ガイシフォーラムで開き、遺族、被爆者、平和団体代表、行政関係者ら130人が参列しました。日本共産党の、わしの恵子県議、山口清明、岡田ゆき子、柴田民雄の名古屋市議が参列しました。
恩田明彦理事長が主催者あいさつし、被爆者の高齢化がすすみ2017年度に県内の被爆者105人が亡くなったことを紹介。「昨年、国連で採択された核兵器禁止条約の署名・批准が各国でおこなわれている。今日のつどいを犠牲者への追悼だけでなく、核兵器廃絶を誓う日にしましょう」と訴えました。
参列者全員が黙とうと献花をしたあと、「追悼のことば」で、愛知県労働組合総連合の知崎広二事務局長らが、安倍政権の9条改憲、原発推進などを批判し、核兵器廃絶への決意を述べました。
「平和への誓い」を述べた県平和委員会・青年学生部の塚本大地さんが「私たち若い世代は、みなさんの遺志を受け継ぎ、核兵器のない平和な世界をつくるために全力で活動します」と表明しました。
文化行事で名古屋青年合唱団らによるコンサート、参加者全員で「原爆を許すまじ」を合唱しました。
(8月1日 しんぶん赤旗)