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憲法がいきる社会を 愛労連が大会開く

 愛知県労働組合総連合(愛労連)の第58回定期大会が22日、一宮市内で開かれ、「強大な愛労連をつくり、労働者・国民の暮らしと平和、憲法が活(い)きる社会をめざそう」と意思統一しました。

 榑松佐一議長は「安倍『働き方改革』は労働時間管理規制をなくし、過労死ラインを超える残業を合法化するなど労働基準法を骨抜きにし、労働者を使い捨てにするもの。市民と野党の共闘で暴走を極める安倍政権を退陣に追い込もう」と強調。「賃上げ、最低賃金引き上げ、社会保障充実、核兵器廃絶などへ共同を広げ、強大な組合をつくろう」と呼びかけました。

 各労働組合から33人が発言。「障害者施設など新たに3組合が結成された。労働環境の厳しい医療や介護職場で組合員が増えている」(医労連)、「労働相談、組合のない職場訪問などをおこない組合員を増やしている」(福祉保育労)、「教育現場では9人に1人が過労死ラインを超えている。勤務時間管理など長時間労働改善へ運動を始めている」(愛高教)など、活発に論議されました。

 全労連の小田川義和議長、愛知県社保協の小松民子事務局長、日本共産党愛知県委員会の岩中正巳県委員長が来賓あいさつしました。

(7月27日 しんぶん赤旗)