愛知県の日本共産党豊田市議団は20日、市立小学校の校外活動に参加した1年生が熱射病で死亡した事故を受け、市教育委員会に野外活動の運営マニュアルの設定や教室へのエアコン設置の前倒しなどを申し入れました。
大村よしのり市議(県議予定候補)、根本みはる市議、本多のぶひろ市議予定候補が要請書を手渡しました。
要請書では、①再発防止にむけ第三者の専門家も交えた事故の検証をおこなうこと、②野外活動の実施判断や引率体制など野外活動の運営マニュアルを設定すること、③教室へのエアコン設置を前倒しで進めること、④児童の心の相談を十分行うこと―の4点を要望。
市の担当者は「よくわかりました」と要請書を受け取りました。全市立小中学校で2021年度までに完備予定のエアコン設置の前倒し、再発防止にむけた検証やマニュアルの設定など、検討を進め最大限とりくみたいと応じました。
大村議員らは「二度とあってはならない事故。子どもたちが安心して通える教育環境へ緊急に手だてを」と重ねて要望しました。
(7月21日 しんぶん赤旗)