すやま初美日本共産党参院愛知選挙区予定候補は17日夕、トヨタ自動車本社(愛知県豊田市)前に立ち、労働者に高度プロフェッショナル制度(残業代ゼロ法)の危険性を訴えました。大村よしのり市議(県議予定候補)、本多のぶひろ市議予定候補、元社員ら6人が参加しました。
すやま予定候補は、高プロ制度は労働時間を会社が管理せず、長時間労働が違法にならないため、過労死を助長する危険があると指摘。安倍政権は、労働者の声を無視し、労働ルールの破壊に突き進んでいるとして、「人間らしく、誇りをもって働けるルールある社会をつくらなきゃいけない。『働かせ方大改悪』を一緒に廃止しよう」と訴えました。
トヨタに41年間勤務した酒井俊一さんがマイクを握り、「世界のトヨタにふさわしい労働条件を実現しよう。安倍政権の悪政をストップし、会社や政治のあり方を変えよう。国民・労働者のための政治の実現へ、一緒にがんばろう」と語りました。
大村氏は、政治を私物化する安倍政権を批判し、市民と野党の共同を呼びかけました。本多氏は、いま政治に求められているのは労働法制の緩和ではなく、規制の強化だと指摘しました。
(7月20日 しんぶん赤旗)