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勝利へ全力 知立市議選 大型開発より福祉優先に

佐藤おさむ予定候補(67)=現

寺部誠二郎予定候補(57)=新

牛野北斗予定候補=(29)=新

 愛知県知立市議選が22日告示(29日投票)されます。日本共産党は、6期目をめざす佐藤おさむ予定候補(67)、池田ふく子議員と交代する寺部誠二郎予定候補(57)、中島牧子議員と交代する牛野北斗予定候補(29)が現有3議席確保に全力をあげます。

 定数20に25人が立候補を予定。来年の参院選の前哨戦として自民、公明、企業系が多数の新人を擁立する激戦の様相です。

 党が実施した市民アンケートには、400人を超える回答が寄せられました。「ミニバス(巡回バス)が不便。増便や逆回りコースを」「夏の教室は暑くてたまらない。学校教室にエアコンを」「共働きで、育児をしながらの介護は不可能。介護サービスの充実を」など切実な要求がびっしりと書かれています。

 日本共産党を除くオール与党が支える現市政は、鉄道高架化など知立駅周辺整備事業(総事業費870億円)に200億円を超える市税を投入します。一方で学童保育の有料化(月5000円)、国民健康保険税や介護保険料の値上げなど市民の暮らし・福祉は後回しです。

 党市議団は市民と力を合わせ、小学校全学年と中学校1年生での少人数学級、防災ラジオや耐震ベッドの補助制度などを実現。3候補は、▽ミニバスの逆回りコース。保育園の待機児童解消、小中学校の全教室にエアコン設置、高齢者にタクシー券補助などの公約を訴えています。

 党と後援会は、「憲法9条改悪など安倍政権の暴走にノーの審判を下す選挙」「大型開発事業の市の負担を見直し、安心の子育て、若者応援・介護充実に」と訴え、宣伝、対話・支持拡大に奮闘しています。

(7月7日 しんぶん赤旗)