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知立市ですやま参院予定候補囲みつどい 若者らと働き方など多彩に〝共産党政策広げたい〟

若者たちと「つどい」で語り合う、すやま参院選挙区予定候補=23日、愛知県知立市

 日本共産党西三河地区委員会の若い世代委員会は23日、愛知県知立市で「あすを語る 若者のつどい」を開きました。すやま初美参院選挙区予定候補を囲んで、働き方や米朝首脳会談の意義、どうやって政治を変えていくのかの展望など多彩に語り合いました。

 すやま予定候補は、新しい入党のよびかけパンフレットを手に、国会情勢や「市民と野党の共闘」、日本共産党がめざす未来社会の展望などを紹介。「市民と野党の共闘で今の安倍政権の政治を乗り越えてアメリカ、財界言いなりの政治を変えていく。そしてさらにその先に資本主義を乗り越え人間の自由で全面的発達ができる未来社会をみなさんと一緒に目指していきたい」と訴え。ブラック企業に勤めた経験から、「人間らしく働ける社会をつくりたい」と入党した思いを語り、「あきらめずに一歩でも二歩でも政治を前に進める生き方を」と入党を呼びかけました。

 7月の知立市議選に立候補を予定する、うしの北斗予定候補(29)は、「社会福祉士として働き、人権を守ることを大切にしてきた。くらし、福祉第一の政治に変えていきたい」と共産党予定候補として初挑戦する思いを語りました。

 「北朝鮮との外交をどうしていくか」「労働者を切り捨てる会社のやり方はおかしい」「保育士不足は深刻。どうしていったらいいのか」「安倍政権がめざす日本とは?」など参加者からの意見に、すやま予定候補がこたえて交流。

 「予算の使い方を変えることはできるのか」の質問には、野党が共同で予算の組み替え案を出したことも紹介し、「不必要な公共事業や軍事費を福祉や教育にふりむけていこうという方向で野党はまとまってきている。いまの安倍政権の政治を変え、野党連合政権に道を開くことで国家予算のあり方も大きく変えていくことができる」と話しました。

 「共産党はいいこと言ってもなぜ伸びない?」の声には、「共産党の政策が届けば共感が広がると実感しています。でも、まだまだ届いていない。共産党の政策を知らせる人をもっともっと広げたい。ぜひ広げる立場になってほしい」と訴えかけました。

 参加者から「共産党の政策を発信する場を広げたい」の声も。参加した大学院生は、「今後750万円の奨学金を返済しなければならず不安。安倍政権の政治を変えて、教育や研究費などにもっと予算をかけてほしい。国民の声をくみ上げて、強く主張している共産党に期待している」と話しました。

(6月26日 しんぶん赤旗)